月と海

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塩とわたしたち

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このリトリートは、私たちの生命のはじまりへと通ずる　ひとつの物語

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月に関連した祭事が　特に多いといわれる八重山諸島を代表する

ここ石垣島で　海を眺めると　わかることがあります

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それは　わたしたちの体内の水は

「海」であること

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お母さんの羊水という「海」から生まれ

体内に「海」をもち

よせてはかえす波のように　呼吸をし

満ちてはまた欠けていく　月のように

影と光、休息と活動という　生命の円環のリズムを

生きているということ

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「海」は　

雨となり　

川へと流れつき　

大地に溶け合いながら　

森を豊かにして　また「海」へと　ながれつく

同時に

森のミネラルが　海を豊かにし

わたしたちの　喉を潤し

こころとからだを　育む

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わたしたちを　とおして　

この　まぁるい　地球を　巡り巡っている「海」

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おわることの無い　完全な愛の循環

自然界の生命の理（ことわり）

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わたしの「海」と「海」の響きあい

カラダに宿っている　29.5日の月のリズム

「月」と「海」と「わたし」の共鳴

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「月」をみて　「海」を感じる

「月」をみて　内なる「海」という　わたしを感じる

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やさしくまぁるくなるような

　地球のめぐみ（塩）が生んだ

月と海のリトリート。

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